【タイプ別】金庫が開かないときの対処法|ダイヤル・テンキー・シリンダー錠・ICカードなどの開け方解説
2025.06.25 金庫の専門家が金庫が開かないときの対処法を丁寧に教えます!

「やばい!金庫が開かない!使いたい書類が中にはいっているのに…」
「なんで金庫開かないの!?早く中にしまわないと、うちに帰れないんだけど!」
そんな時でも慌てずに適切な対処法を知っていれば、自力で解決できるかもしれません。
この記事では、金庫の累計問合わせ実績8,000件以上の鍵開けのプロが、金庫が開かない主な原因と、ダイヤル式・テンキー式・シリンダー錠式・ICチップ式と金庫のタイプ別にダイヤル式、テンキー式などタイプ別の開け方や緊急時の対処法、プロに依頼するときの注意点まで、詳しく解説します。
「とにかく急いでいる」「今すぐ金庫を開けたい!」など緊急を要する場合は、ぜひ一度、金庫110番にお任せください。金庫の鍵開け実績豊富なプロが、お電話一本ですぐに駆けつけ、あなたの金庫を開けて見せます。
金庫が開かない主な原因
- 番号・鍵を忘れた(失くした)
- 電子ロックの電池切れ
- 操作手順の誤り
- 金庫内にモノを詰め込み過ぎ
- 鍵穴・ダイヤルの故障 / 経年劣化
- 金庫内部基盤の故障
一般的に、金庫の開錠トラブルでよくある原因が、「鍵を忘れた(失くした)」「電子ロックの電池切れ」「鍵穴やダイヤル錠の不具合」「金庫そのもの故障」などになります。
ただ、一口に「金庫の鍵」と言っても、「シリンダー錠式」「ダイヤル式」「テンキー式」「ICカード式」などその鍵の種類は複数あるため、金庫が開かない原因も一つではありません。そのため金庫の開錠トラブル時の対処方法も、金庫のタイプに応じて変わってきます。
この記事では金庫のタイプ別に応じた方法をご案内しております。現在ご利用されている金庫の鍵がどんな種類なのかご確認の上、該当する金庫の対応方法をご参照ください。
【タイプ別:金庫が開かないときの対処方】
ダイヤル式金庫の開け方

- ダイヤルロックをリセットをする
- 暗証番号の順にダイヤルを回す
- 金庫を開ける
一般にもっとも多いタイプの金庫が「ダイヤル式金庫」です。
ダイヤル式金庫は、暗証番号の数字にダイヤルの目盛りを合わせて解錠するタイプの金庫となっています。住居の郵便受けなどでもダイヤル錠が使われているケースがあるので、なじみのある方も多いでしょう。
【開錠例】暗証番号「右27 左84 右52 左35」が設定されている場合
例えば、4つの暗証番号「右27 左84 右52 左35」が設定されたダイヤル式金庫を開ける際には、以下手順で進めます。
- ダイヤルロックのリセットを行う
- 右回しで3回「27」を通過させ、4回転目で「27」に合わせる。
- 左回しで2回「84」を通過させ、3回転目で「84」に合わせる。
- 右回しで1回「52」を通過させ、2回転目で「52」に合わせる。
- 左回しで「35」に合わせる。
①ダイヤルロックをリセットさせる
まずダイヤルロックをリセットさせるため、右に4回転以上回して最後に「0」に合わせてください。
②右に4回まわし、1つ目の番号へ合わせる
ダイヤルを右に回し、1つ目の番号である27を3回通過させ、4回転目で27に合わせてストップさせます。
③左に3回まわし、2つ目の番号へ合わせる
次に、先ほどストップした27のところからダイヤルを左に回します。
2つ目の番号である84を2回通過させたら、3回転目で84に合わせてストップします。
④右に2回まわし、3つ目の番号へ合わせる
次に3つ目の番号52に合わせます。
先ほど止めた84のところからダイヤルを右に回し、3つ目の番号である52を1回通過させ、2回転目で52に合わせてください。
⑤左に1回まわし、4つ目の番号へ合わせる
最後に4つ目の番号35に合わせます。
先ほど止めた52のところからダイヤルを左に回し、4つ目の番号である35に目盛りを合わせてください。
最後に金庫のハンドルを下げ、手前に引くと扉が開きます。
キングスーパーダイヤルを開ける方法
- 右に1回転させてダイヤルをリセットする
- 右に回し、1つ目の番号に合わせる
- 左に回し、2つ目の番号に合わせる
- 右に回し、3つ目の番号に合わせる
「キングスーパーダイヤル」とは、各番号に1度ずつ合わせるだけで開錠できるタイプのものです。一般的なダイヤル錠とは異なり、カンタンな手順で金庫を開けることができます。
「キングスーパーダイヤル」は、日本アイ・エス・ケイ社のダイヤル式金庫と、uchida社製のダイヤル式金庫に搭載されています。
またコクヨ社製金庫のダイヤル錠も、キングスパーダイヤルではありませんが、同様の手順で開錠できる仕組みです。
ダイヤル式金庫が開かない時の原因と対策方法
「手順に問題がないはずなのに、全然開かない!」
そんな時は、以下のような原因があるかもしれません。
原因①番号の合わせ間違い
番号を合わせたつもりでいても、実はズレていただけだったというケースは、意外と数多くあります。
金庫のダイヤルは、番号だけでなく「回数」も重要です。例えば「右へ3回1番」なら、1番を3回目に通過して止める必要があります。単に数字を合わせるだけでなく、ダイヤルする回数も間違っていないか、ご確認ください。
またダイヤル式金庫の中には、暗証番号を変更できるタイプのものもあるため、番号が変わっていないかも確認しておきましょう。
なお、「暗証番号を忘れた方必見!番号がわからない金庫を開ける4つの方法」という記事では、暗証番号がわからない金庫の開け方について詳しく解説しておりますので、よろしければご参照ください。
▶︎暗証番号を忘れた方必見!番号がわからない金庫を開ける4つの方法
原因②ダイヤルをリセットできていない
暗証番号に問題がない場合は、ダイヤルロックがリセットされていない可能性があります。
ダイヤルロックのリセットは、一般的に、右回り(時計回り)で暗証番号の数(桁)を同じ回数回すことでリセットされます。4つの暗証番号なら4回右周りに回すとリセットされることが多いです。
ダイヤルロックがリセットできていない可能性がある際には、念のため4回以上左右に回してから、暗証番号をダイヤルしてください。
原因③物の詰め込みすぎで鍵が回らない
金庫の中にパンパンになるまで物を詰め込んでいる場合、内側から金庫の扉が押されて鍵が回らない場合があります。
そんな場合には扉を強く押し込みながら、鍵をゆっくり回してみてください。
原因④金庫が古く、扉の立て付けが悪い
金庫が古い場合、扉の立て付けが悪くなって扉が下にずれているケースもあります。
そんな時はマイナスドライバーなどを扉の下に差し込んで、テコのように扉を持ち上げながら鍵を回してみましょう。
それでも開かないときは、金庫の鍵開け業者に依頼を

上記の方法を試してもダイヤル式金庫が開かない場合、以下2つの原因が考えられます。
- 金庫の内部円盤にズレ発生
- 暗証番号に間違いがある
もしお持ちの金庫が古いタイプの場合、中のダイヤルのシャフト部分が劣化して番号のズレが発生している可能性、つまりダイヤル自体が故障している可能性があります。
また暗証番号そのものが間違っていた場合も、何千通りものパターンから自力で正しい番号を見つけ出すのは不可能に近いです。
こうなると、残念ながら一般の方が自力で対処するのはかなり難しいです。
無理やりバールなどで金庫をこじ開ける方法もありますが、一般の方にはかなり危険な作業となりますし、何より破壊した金庫を処分するには、結局処分費用が発生する可能性があります。
こんなとき、プロの専門業者に依頼すれば、何をしても開かなかった金庫も案外カンタン開けることができます。実際私たち「金庫110番」では、これまでに個人・法人のお客様を問わず、数多くの金庫の解錠トラブルを解消しております。
「防犯設備士」や「一級鍵師技術資格」などの資格を有するプロが多数在籍する「金庫110番」では、お電話をいただいてから最短35分で現場に急行。そこから最短10分で金庫を解錠いたします。
見積もり無料はもちろん、金庫が開かなかった場合には費用はいただきません。
お急ぎの方や自分では難しいと感じた方は、お気軽にご相談くださいね。
シリンダー錠式金庫の開け方と開かないときの対処法
シリンダー錠式金庫とは、鍵穴に鍵(シリンダーキー)を差して回し、金庫を開け閉めするタイプの金庫です。
コインロッカーなどでもおなじみの、鍵があれば開錠できるものですが、中にはダイヤル式と組み合わせたダブルロックタイプの金庫もあります。
シリンダー錠式金庫が開けられなくなるパターンでもっとも多いのが、鍵を失くしてしまうことです。鍵をなくしてしまったら、もう専門業者に金庫の開錠を依頼するほかありません。
シリンダー式金庫の鍵をなくしたときの対処方法
- メーカーに問い合わせる。
- 金庫の専門業者に依頼する。
- 金庫を破壊して中身を取り出す。
シリンダー錠式金庫の鍵をなくしてしまった場合、金庫を開けるには「メーカーに問い合わせる」「金庫の専門業者に依頼する」「金庫を破壊する」の3つしか方法はありません。
この中で一番早く金庫を開ける方法は、金庫の専門業者に依頼する方法です。メーカーに問い合わせた場合、依頼から数週間かかる可能性があります。また金庫を破壊しようにも堅牢な金庫は破壊そのものが難しく、大型金庫ともなればほぼ困難です。
なお、金庫の鍵をなくしてしまった時の対処方法については、「金庫の鍵を紛失したらどうする?確実に金庫を開ける3つの対処法」という記事で詳しく解説していますので、気になる方はぜひこちらの記事もご参照ください。
▶︎金庫の鍵を紛失したらどうする?確実に金庫を開ける3つの対処法
金庫の鍵が回らなくなった時の対処方法
金庫の鍵はあるのに、鍵を差し込んでも回らず開けることができない場合は、内部構造のゴミや錆つきなど、シリンダー錠の劣化が原因として考えられます。
シリンダー錠は複雑な構造をしているので、わずかなゴミやホコリ、錆つきが原因で鍵とのかみ合わせが悪くなってしまうことがあります。
このような場合は、ホームセンターなどで鍵専用の潤滑油やエアダスター、ワイヤーブラシなどを購入して、鍵穴の内部にたまったゴミやホコリを取り除いてみましょう。何度か繰り返していくうちに、スムーズに回るようになる可能性があります。
しかし、これらの対処法でも改善しない場合は、シリンダー錠が寿命を迎えていると考えられます。特に鍵が回らないのに無理やり開けようとすると、鍵が折れてしまう可能性があるため注意が必要です。
このような場合は、早めに鍵の修理や交換を行うようにしましょう。
「シリンダー錠式金庫の鍵をなくしてしまった」「鍵が壊れてしまった」という場合は、金庫の110番までご相談ください。
金庫の鍵開けのプロである私どもが、見積もり無料で皆さまのご相談を承ります。
テンキー式金庫の開け方と開かない時の対処法
- 鍵穴がある場合は最初に鍵を差し込む
- 設定されている暗証番号を入力する
- 「ピピピッ」と解錠の合図が聞こえたらすぐに鍵を右に回して開ける
※入力から時間が経つとふたたびロックされてしまうため、入力後は時間を置かずに扉を開けてください。
※金庫のメーカー・種類によっても異なるため、詳しい手順は取扱説明書を確認してみるのがおすすめです。
テンキー式金庫は、暗証番号をテンキーボタンで入力して解錠する金庫です。
もしそもそも金庫が反応しないという場合は電池切れの可能性があるので、電池交換をしてから入力を試してみましょう。
電池交換をしても反応しない場合は、金庫内部に埋め込まれている「ソレノイド」という装置や内部基板が故障している可能性が考えられます。
この場合は修理が必要なので、メーカーもしくは金庫のプロにご相談くださいね。
開かない場合は番号間違いを疑う
もし番号を入力しても金庫が開かない場合は、番号が間違っている可能性が高いです。
オフィスなどで複数名が使用している場合は、番号が変更された可能性もあります。
間違った番号を入力し続けるとロックがかかってしまう金庫もあるため、まずは改めて正しい番号を確認してみましょう。
どうしても番号がわからない場合は、非常解錠キーを使用するのもひとつの手段です。
非常解錠キーとは、番号忘れなどのトラブル時に使用する鍵のこと。この鍵が付属している場合は、最終手段として使用してみましょう。
「何をやっても開かない…」という場合は、私たち金庫110番にお気軽にご相談ください!
指紋認証(生体認証)式金庫の開け方と開かない時の対処法
- 鍵穴がある場合は鍵を差し込む
- 指紋解錠ボタンを押す
- 読み取り部分に登録した指を置く
- 「ピピピッ」と解錠の合図が聞こえたらすぐに鍵を右に回して開ける
※お使いのメーカーによっては手順が異なることもあるので、詳しくは取扱説明書を確認することをおすすめします。
指紋認証式金庫は、その名の通り登録された個人の指紋を照合させて解錠する金庫です。
「金庫が反応しない」という場合は電池切れの可能性があるので、電池交換を行いましょう。
電池交換をしても反応がない場合は、内部基盤が故障しているかもしれません。購入したメーカーに修理依頼をするか、お急ぎの場合は私たち金庫110番にご相談ください。
開かない場合の対処方法
- 指先が汚れている
- 指先が乾燥している/水分が付着している
- 指先を怪我している
- 指紋が薄くなっている
- 手が冷たくなっている
- 指紋登録とズレている
- セキュリティロックがかかっている
- センサーの故障
- 金庫本体の故障
指紋認証式金庫が開かない原因としては、まず指やセンサーの汚れ、指紋登録のズレなどが考えられます。これらは「うまく指紋が読み取れない」ということが主要因です。
指先やセンサーの汚れをふき取り再度指紋認証を行う、もしくは指紋登録をし直すといった作業で改善するかご確認ください。
また指紋読み取り以外の原因としては、セキュリティロックがかかっていることが考えられます。セキュリティロックは一定時間経過で解除されることが一般的ですので、この場合は数分時間をおいてからお試しください。
これらを行っても改善しない場合は、センサーや金庫本体など、機器側の故障が原因となっている可能性があります。
故障の場合、時間的余裕があるのであれば、メーカーに問い合わせることが確実です。しかし「今すぐ金庫を開けたい!」という場合は、金庫の鍵開け業者へ依頼しましょう。
マグネット式金庫の開け方と開かない時の対処法
マグネット式金庫は、鍵の磁力パターンを照合させて解錠する金庫です。 故障が少なく、防犯性能が高いのが特徴です。
マグネットキーを金庫に接触させて開ける
マグネット式金庫は、マグネットキーを金庫の錠前に当てる、もしくは専用の鍵穴に差し込むだけ開錠できます。
もし鍵を失くしてしまったら、メーカーに連絡して複製を申し込みましょう。
磁力が弱まると開かなくなることも
半永久的に続くとされる磁力ですが使用環境によっては、磁力が弱まり金庫が開かなくなることも考えられます。
その場合は磁力が弱まったマグネットキーに、ほかの強力な磁石をくっつけてみましょう。
強力な磁力を持つ他の磁石に吸着させておくことで、弱まった磁力が回復するケースがあります。ネオジム磁石など、強力な磁力をもつ磁石で試してみてください。
ただし、それでも完全に元通りにするのは難しいのが実情です。
改善がみられない場合は、メーカーに対処してもらう、もしくは金庫の鍵開け業者に相談するのをオススメします。
ICチップカード式金庫の開け方と開かないときの対処法
ICチップカード式金庫は、その名の通りICチップカードを使用して開錠する金庫のことです。
金庫専用のICカードはもちろん、「Suica」など他のICカードに対応したものや、スマートフォンで開錠するタイプもあります。
ICチップカード式金庫は、開錠できる人を複数登録でき、さらに「金庫をいつ、誰が開けたか」という履歴が確認できるもののあるため、安全管理の面でもとても優れています。
ICカードをかざして開ける
ICチップカード式金庫の開け方はとてもシンプルです。あらかじめ登録しているICチップカードを、金庫に搭載されたセンサーにかざして開錠するだけです。
ICカードは金庫専用のものもあれば、「Suica」など交通機関のものを使えるものもあります。
カードをなくしたり、読み取り不良を起こしたりして開けられない可能性
ICチップカード式金庫が開けられなくなる代表的なものは、「ICカードを失くす」というパターンです。また「カードが読み取れなくなった」といったカード側の不良の可能性もあります。
カード不良以外の原因としては、読み取りセンサーの電池切れの可能性があります。金庫側のセンサーでランプがつかなかったり、カードをかざしても反応しなかったりした場合は、電池切れの可能性が高いです。
ICカード式の金庫は、ICチップと読み取りセンサー間での電波通信で開錠する金庫となるため、これが故障した場合は、基本的に自力で解決するのはとても難しいです。
ICカード式の金庫を開けられなくなった場合は、メーカーや金庫の専門業者に開錠を依頼してもらいましょう。
金庫の専門業者に依頼するときの注意点
金庫の開錠トラブルを解消するには、実績豊富なプロの専門業者に依頼するのが一番です。
しかし最近では、いわゆる「悪徳業者」が相場価格よりかなり安い金額を提示し、高額な追加料金を請求するトラブルが頻発しています。
悪徳業者はインターネット広告やテレアポ、飛び込み営業など、様々な手口を使って営業していますが、特徴としては以下点が挙げられます。
- 相場価格より安い金額を提示
- 見積もり時に費用総額を明かさない
- 追加費用の発生有無を言わない
- 現地に到着したら金庫の状況、費用などを確認せずいきなり作業開始
- 作業完了後に見積もり額以外の追加費用を上乗せ請求する
アポイント方法やセールストークなどは様々ですが、「安い金額を提示し、作業後に見積もり金額以上の費用を請求する」というのが、悪徳業者の基本的な手口です。
特に、「今すぐ金庫を開けないとマズイ!」といった緊急性が高いときには、目につく広告を出す悪徳業者にワナにかかりやすくなってしまいます。
悪徳業者にひっかからない方法
- 複数の業者に見積もりを依頼する
- 見積もり金額以上の追加費用が発生しないか確認する
- 作業前に状況を確認し、作業費用を確定させる
- 確定した金額以上の費用が発生しないことを確認する
悪徳業者に引っかからないためにも、まず「可能限り複数の業者に見積もりを依頼する」ことがおすすめです。
金庫の鍵開けの費用相場がどれくらいのなのか、一般の方にはなかなか判断できないことが少なくありません。しかし複数の業者に見積もりを依頼すれば、おおよその相場観を理解することができます。
この時に、あまりにも安すぎる金額を提示しているような業者には注意が必要です。
また「作業後に法外な追加費用を請求する」というのが、悪徳業者の基本的な手口です。これを防ぐためにも、見積もり時に「見積金額以上の請求が発生するか」の確認もしっかりしておきましょう。
さらに見積もり完了後、担当者に現場に来てもらった際も、いきなり作業を開始するのではなく、まずは金庫の状態を見てもらった上で、作業費用を確定してもらいましょう。
お電話などで状況を聞いたうえで出す見積もり金額と、実際の金庫の状態から必要となる作業工数・費用が変わるのは、珍しいことではありません。だからこそ普通の業者は、担当者が現場に到着したら、金庫の状態を確認し、最終の見積もり金額をお客様に提示します。
しかし悪徳業者は現場についたら了承もなくいきなり作業を行い、「追加でこれだけの費用が必要となりました」と金額を上乗せしてきます。こういったトラブルを防ぐためにも、現場で最終的に必要な費用を確定させてから、作業を行ってもらいましょう。金額に了承いただけなければ、そこでキャンセルすることも可能です。
金庫の開錠トラブルは、実績ある専門業者に依頼を
中に大切なものが入った金庫が開かないとなると、非常に焦りますよね。
金庫の鍵や暗証番号をお持ちであれば、まずはこの記事に記載した開け方を参考にして、金庫を開けてみてください。
「色々自分でやってみたけど、まったく開く気配がない…」 「暗証番号もわからないし、鍵もないし自分ではどうしようもない…」
そんな場合はぜひ一度、私たち金庫の鍵開けのプロにご相談くださいね。
これまで累計8,000件の金庫のお問い合わせに応えてきた私たちプロの作業員が、豊富な知識と技術であなたの金庫を開けてみせます。
「うちの金庫でも大丈夫なのかな?」と迷っている方も、ご相談は無料ですのでお気軽にお問い合わせください。
この記事を監修した金庫の専門家

宮本 信志(みやもと しんじ)
金庫が開かない時は、まずは暗証番号を確認しましょう。手順通り進めても開かないのであれば、専門家へご相談くださいね。長い間使っていない金庫であっても、定期的に「暗証番号が正しいか?電池は切れていないか?」をチェックしておきましょう。